【2023年4月号】Editor's Room

2023.03.06   編集より

 

子どもたちが日々の生活のなかで、神さまの存在をふっと感じる — そんな絵本を届けたい。

その想いを話し合う中で作者から生まれでたのが「さくら色の風が吹く」という言葉。

そこから絵本作りが始まりました。

絵本作りは、時に思いもしない方向へと導かれます。

作者の想いから描かれる絵と言葉は、その手を離れた時から自由に歩きはじめ、どこに行くのかわからない。

でも主人公の女の子を「さくらちゃん」と呼んで親しんでいくうちに、さくらちゃん自身がその答えを知っていて、ちゃんとそこへ導いてくれたのです。


 それはまさに、ふわりと風が吹いて、なにか目には見えないおおきなものに包まれている安心感のなかでの制作でした。

(M.K)

 

 

 

 

 

 

 

 


 

▼こどものせかい2023年4月号
 「さくらいろの かぜ」をみる

 

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