【2023年8月号】絵本づくりの仕事場より/よしだしずか
2023.07.05
仕事場
奄美の自然に魅せられ奄美の動植物の絵を描き続け、ついには奄美大島に引越してこの絵本をつくりました。
人見知りの私には、野生動物の世界がいつも憧れです。誰も足を踏み入れない海の底や深い森の奥に、人間の常識とはまるで別世界のへんてこな生きものがいるのを知るたびにワクワクします。
気をつけて見てみたら、近くにも人間以外の住人がたくさんいます。それぞれにそれぞれの生き方、それぞれの世界があります。そして誰の頭上にも等しく輝くお月さまを見ていると、時空を超えてみんな繋がっているように感じるのです。
人見知りの私には、野生動物の世界がいつも憧れです。誰も足を踏み入れない海の底や深い森の奥に、人間の常識とはまるで別世界のへんてこな生きものがいるのを知るたびにワクワクします。
気をつけて見てみたら、近くにも人間以外の住人がたくさんいます。それぞれにそれぞれの生き方、それぞれの世界があります。そして誰の頭上にも等しく輝くお月さまを見ていると、時空を超えてみんな繋がっているように感じるのです。
私の知っている世界はごくごく一部分で、世界はどこまでも広いのだ、と思わずにいられません。
▼ よしだしずか プロフィール
京都府舞鶴市出身。和光大学人文学部人間関係学科(現人間関係学部)卒。
書籍などのイラストを手がけると同時に、1999年より作品展をはじめる。砕いた卵の殻を下地に使い、その上に絵を描く手法。2012年4月東京から京都に、2019年7月京都から奄美大島にアトリエを移す。
◎ HP https://shizuka-yoshida.jimdofree.com/
▼こどものせかい2023年8月号
『ぼくの しらない せかい』をみる
▼ この絵本をもっとあじわう
片柳弘史神父とよむ こどものせかい
▼ 編集者による制作エピソードなど
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