堀 文子

名前 堀 文子
カナ ホリ フミコ
プロフィール
堀 文子(ほり ふみこ、1918年7月2日 - 2019年2月5日)
東京市麹町区生まれ。幼少期から自然界の営みに興味を持ち、科学者を夢見るも、当時女性には学者の道が厳しかったため、芸術の道に進む。
女子美術専門学校(現・女子美術大学)師範科日本画部卒業。昭和14年に新美術人協会第2回展に初入選。以後、入選を重ねる。昭和27年、第2回上村松園賞受賞。28歳で外交官と結婚し42歳で死別。直後3年間世界を旅し、49歳で都心から神奈川県大磯に移り住む。54歳で絵本『くるみ割り人形』が、イタリア・ボローニャの第9回国際絵本原画展でグラフィック賞を受賞。
一つの場所に留まらず絶えず新しい感動を求め、旅をし居を変える「一所不住」を信条とし、昭和62年から5年間イタリアに住み、77歳よりアマゾン、マヤ遺跡、インカ文明、81歳にはヒマラヤを取材し、代表作『幻の花 ブルーポピー』を発表。命というものをどこまでも突き詰める精神と鋭い観察力、妥協を許さぬ筆による精緻な作品には、えも言われぬ気品が漂う。雑誌『サライ』で平成12年より連載した作品と随筆『命といふもの』は、世代を超えた多くの読者に支持された。
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